前回からの続きです。

 (前回をご覧になっていない方はこちらから<不安のメカニズム>)

 人間は心身の自然さが発揮されていれば、自然と「不安」になります。

 そして、それは本来、その方が抱えることのできる「不安」です。

 この、本来自然なものである「不安」によって困難さを強く感じている方は、自然な状態であれば抱えることができる「不安」を、ご自身で不自然に大きくしてしまっているかもしれません。

 今回はそのことについてお話しします。

不安は無くそうとすると大きくなる

 たとえば、電車に乗ることが不安な方がいるとします。

 (今回は不安になる理由は重要ではありません)

 多くの方は、この湧いてきた「不安」を無くそうとします。

 そのために、たとえば深呼吸してみたり、遠くを見てみたりするかもしれません。

 なんとか気を紛らわせようと音楽を聴いてみたりするかもしれません。

 しかし、前回、「不安は無くせない」とお伝えしました。

 では、この場合どうなるでしょうか。

と、ぐるぐる回って続きます。

 そして、ここにハマってしまうとなかなか抜け出すことができず、人によってはパニックになったりします。

 (これがパニック障害の方の発作だったりします)

 このように、「不安を無くそう」とすることにより、「不安」に注目することになります。

 そして、それが無くならないために、本来の大きさ以上に気になってしまいます。

森田療法でいう「精神交互作用」

 今、みなさんの目の前にスマホやパソコンがあると思います。

 それを注目すればするほど、目に近づければ近づけるほど他のものが目に入らなくなるでしょう。

 本来のサイズは変わっていないのに、大きくなったような気がしませんか?

 このように、人間は,ある感情(不安・緊張など)に意識を集中させると,その感情に対して敏感になります。その敏感になった感情により,さらに注意がその感情に向かうようになります。

 この感情と注意が相まって交互に作用することで,それらが増大するといった精神状態を、森田療法では「精神交互作用」といいます。

不安の悪循環から抜け出す

 では、どうやってここから抜け出すことができるでしょうか。

 答えは決して難しくないです。

 スマホやパソコンから目を離せばいいですよね。

 決して無くす必要はないのです。

 位置も変える必要はありません。

 スマホやパソコンはそのままにして、あなたが目を離せばいい。

 周りを見てみてください。今まで目に入らなかったものがたくさんあることに気づくはずです。

 不安などの感情も同じです。

 不安をそのままにして、注目しなければいいのです。

 そして、心が望む感じたいものを感じればいいのです。

理解するより体感することが大切

 理屈は簡単です。でも、「そんなことできません」という方は多いです。

 (私もそうでした)

 この先の話は<瞑想箱庭療法の効果①>から<最終回>までをご覧いただければ幸いです。

 前回と今回とで、不安についてお伝えしました。

 もし不安による困難さを感じている方は、この2回でお伝えしたことを体感的に掴むことができれば生きやすさに繋がります。

 そして、それは決してカウンセリングなどに通わなくても、日常で掴むことができる感覚です。

 ぜひ、日常でも「不安をそのままにする」ことを体感してみてください。

 もし、難しい方は、ぜひ当オフィスにあそびに来ていただければ幸いです。

 「あそびの体験」を通して「不安をそのままにする」ことを体感していただきます。

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子どもから大人まで「あそびの体験」で心を整える

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