今回は、私のような、他人を援助することを仕事にしている方、また、これからそのような仕事に就きたいと思っている方向けの内容です。

前回は「自分を100%大切にする」というタイトルでブログを書きました。

これは、悩みを抱えている方だけでなく万人に共通のことです。

その中でも、特に、我々のような対人援助職といわれる職業の人は気をつけなくてはいけないなと思っています。

対人援助職とは、援助が必要な人と実際に関わって活動している人を指します。

医師などの医療分野、介護士などの福祉分野はもちろん、教師など教育分野に関わる人なども含まれます。

もちろん臨床心理士もその内の1つです。

(職業をあげたらキリがないです)

我々のような対人援助職に従事している方は「誰かのために役に立ちたい」と思う方が多いです。

そして、我々は時に、本来は自分のためであることに気づかず「あなたのために」とやってしまいがちです。

いわゆる「自分勝手な方」ですね。

前回述べたように、本来、人間は自分を大切にすることしかできません。

自分以上に他人を大切にすることはできないのです。

人間はできないことをやろうとするときに悩みます。

対人援助職に従事している方の中で、仕事に関係することで激しく気分が落ち込んだり、悩みが強くなる方がいます。

そのような方は、「本来、自分にはできないことをやろうとしている」ことが多いです。

つまり、「自分以上に他人を大切にしようとしてしまっている」ということです。

臨床心理士の世界では、そうならないように、教育分析を受けたり、スーパーヴィジョンを受けたりすることがあります。

臨床心理士は、そのような体験の中で自分と相手との物理的、心理的距離を意識しながら相談に応じています。

私は、瞑想箱庭療法との出会いによって、意識せずとも相手と距離をとり、自分を大切にできるようになりました。

(過去の記事「瞑想箱庭療法との出会い①~最終回」もご覧いただければ幸いです)

なぜそうすることができるのか。

次回に続きます。

整心 ー それは何者でもない自分と出会う体験

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