先日、志村けんさんの著書「志村流(三笠書房、2005)」を読みました。

その中に、「一生を1日24時間で考えたら」という話が載っていました。

当時の平均年齢が、女性が81歳、男性が76歳。それを1日=24時間で割ると、だいたい1時間あたり3歳ということになります。

志村さんは、当時52歳。これを3で割ると、17.333…。つまり、17時過ぎくらい。

夏場だったらまだ明るいけど、冬場だったらもう暗いかも。

もう少し仕事をするか、そろそろ帰って家でゆっくり過ごすかなど、これからの生き方をイメージする1つの方法として述べられていました。

ちょっと極端かもしれないですが、いろいろ想像してみるととても面白い考え方ではないでしょうか。

例えば、みなさんは朝は何時から仕事をしますか?

一般的には9時~17時という方が多いと思います。

(もちろん夜や朝方に働いてらっしゃる方もいますが)

この9時や17時に3をかける。

つまり、年齢にすると27歳~51歳ということになります。

もう少し細かくいうと、仕事が捗りそうな10時~15時くらい、つまり太陽が最も高いところに近い時間で考えてみる。

そうすると、10✖️3=30、15✖️4=45、つまり30歳~45歳ということになります。

いわゆる“働き盛り”という年齢です。

こうイメージすると、ご自身の状態を感覚的にとらえることができますね。

また、みなさんは朝は何時に起きますか?

9時から仕事だと、早い人で6時、遅い人で8時くらいでしょうか。

これに3をかけると…6✖️3=18、8✖️3=24、つまり18歳~24歳です。

日本でいうと大学生の年齢ですね。

そうなんです。大学生は「起きてはいるけど、仕事の準備をしている時間」なのです。

こう考えると、大学1年生は「まだ仕事まで余裕があるな」、大学4年生は「もう支度を終えて家を出ないと仕事に間に合わない!」という感覚なのかなということまで想像できます。

(ちなみに大学院まで進学すると24歳で卒業です)

また、こうも考えられます。

6時に起きるということは、6時までは寝ているということ。

つまり、一生を24時間で考えた場合には、人間は18歳までは寝ているのです。

スクールカウンセラーなどで保護者と話していると「うちの子が言うことを聞かなくて」とおっしゃる方がいます。

もちろん当然のこととして子どもは親の言う通りにはならないのですが、この「一生を24時間で考える」理論から捉えるとちょっと滑稽な様子がイメージできます。

小学生の親子だと、だいたい親が40歳くらい、子どもが10歳くらいでしょうか。

これを24時間で考えると…。

つまり、午後1時くらいに起きている人が、午前3時に寝ている人に「早く起きないと仕事できないよ!」「夢ばかり見ていないで現実を見なさい!」と言っているようなものなのです。

そりゃあ親の言い分なんて伝わらないなと思います。

もちろん、これは1つの理屈なので、子どもに対しては現実的な躾も必要だと思います。

ですが、18歳くらいまでは、余計なことを言わずゆっくり寝かせてあげて、その子なりの夢をみさせてあげられるような環境も必要なのかなと感じました。

当オフィスは東京都千代田区にある箱庭あそびの専門機関です。

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