なごみ整心オフィスの郡司です。

 今回から数回に分けて、私と瞑想箱庭療法との出会いについて書かせていただきます。

 多くの方は、瞑想箱庭療法という言葉を初めて聞いたと思います。そういう私も数年前までは全く知りませんでした。

 当時、私は精神科クリニックに勤めていて、カウンセリングや心理検査を担当していました。

 それまで、教育相談所などで子どものカウンセリングや保護者の方との面談は経験がありましたが、大人の方との本格的なカウンセリングは精神科クリニックが初めてでした。それでまでの私が学んでいたカウンセリングは、分析心理学や認知行動療法で、スーパーヴィジョンも受けながら、患者様の話を丁寧に聴いていました。

 大人の方とのカウンセリングを続ける中で、私の中にいくつかの違和感が生じました。

 ①自分が体験したことのないもの(良いか悪いかわからないもの)を「治療」として行うことへの疑問

 ②「治療」なのに、時に患者様は涙を流し、大きく傷つくことがあるのはなぜ?

 カウンセリング(心理療法)とは?その過程とは?何が起きるのか?

 そのような疑問を解消するべく、自分で体験してみようと思いました。

 ちなみに、このような、臨床心理士が自分についてカウンセリングを受ける経験を「教育分析」と呼んだりもします。特に精神分析や分析心理学の分野では大事にされている自己研鑽の1つですが、様々な流派が増えた現在は実際に経験したことがある心理士は少なくなっているかもしれません。

 「教育分析を受けてみよう」。この決意から全ては始まりました。

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