
砂の入った木箱と様々なアイテムを使って遊びます。
箱庭とは、砂の感触を楽しんだり、人間、動物、樹木、空想上の動物その他の景観を表す様々なアイテムを使って、クライエントが自身の内的世界を砂遊びをしながら自由に表現します。
言葉で表現しづらい児童や思春期のお子様や、言葉で語るのが苦手な成人の方には特におすすめです。
導入している場所も、精神科や自治体の教育相談、民間の心理療法施設など多岐にわたります。
瞑想箱庭法について
当オフィスでは、「瞑想箱庭法」という瞑想と箱庭療法を組み合わせた方法を行なっています。
瞑想箱庭法の特徴
主な特徴は
・箱庭制作前に、セラピストとクライエントが瞑想を行うこと
・クライエントの箱庭製作中にセラピストが瞑想を行うこと
です。
つまり、セラピストは箱庭の制作過程を一切見ず、また、箱庭に対しての分析、解釈も行いません。
このことにより、以下のようなメリットがあります。
・クライエントが、とらわれから離れて感覚で箱庭を制作できる
・クライエントが、セラピストの目を気にせずに箱庭制作に没頭できる
・箱庭制作に没頭することで、心身の自然さに任せて遊べるようになる
・クライエントの自然さが賦活され、クライエントの自己治癒力による治癒が進む。
つまり、瞑想箱庭法では、セラピストとクライエントの関係性によって治療を行うのではなく、クライエント自身が本来備わっている力を発揮させることで治癒に向かいます。